ワーキングホリデーについてImyさんに記事を書いていただき、私は私でブログを通してまた統計を調べてみたことがあります。
以前書いた、国際結婚と離婚率を統計数字から分析した記事を通して、国際結婚する人の数に対して離婚してしまう人の数が多い国があって、それでも結婚する人が多い国がありました。
1つの答えは単純に日本にいる人数が多いからだろうって思ったんです。
やっぱり私の1つの故郷はフィリピンですから、フィリピンの事は気になりますよね。
今日はそんな視点でまた統計を調べてみましたので、軽い気持ちで読んでみてください。
Contents
【最新版】国別・在留資格別の日本にいる外国人まとめ
以前私が調べたのは、厚生労働省が公表している最新の統計数字からでした。
厚生労働省のHPに統計データが公表されています。
平成28年(2016)人口動態統計(確定数)の概況
この中から外国人の箇所を調べてまとめていたんですね。
でも、これだと単純に在日外国人の総数に対して離婚数を計算してしまう、いわゆる公式な離婚率って、わかりにくくないですか?
私が計算した、結婚数に対する離婚数だと、単年度毎の数字になりますので傾向としては、解りやすいかと思うのですが、その計算をしていて、私の中に疑問が生まれたんですね。
それが日本にいる外国人の数とその資格についてです。
だって、日本人男性とフィリピン人女性の離婚率89%って、凄すぎませんか?(苦笑
だから、今回私が調べたのは、法務省です。
法務省では登録外国人の国別、そして資格別の数字が調べられるので、この中の数字と、前回婚姻率の高い国、離婚率で数字のあがった国との因果関係を調べてみたいと思いました。
まずはおさらいですが、私が書いた記事はこちらです。
それから、もう1つ。
今回、法務省の公表データをまとめるにあたって、国別、在留資格別でまとまったエクセル表を、総数は変えずに、日本に1万人以上いる外国人の国別に整理しました。
それから在留資格も沢山ありますから、類似した在留資格を集約して計算しました。
離婚率の高かった国、国際結婚の婚姻数の多かった国には、マークをしました。
そしたら・・・頑張ったんですけど余計わかりにくくなってしまいました(泣
韓国と日本の歴史に見える悲しい戦争の傷跡?
この表をまとめていて、以前調べた国をマーキングしているときに、「あれっ」と思ったことがありました。
それは、韓国と朝鮮の「特別永住者」という在留資格が異常に多いことでした。
韓国・朝鮮は、男も女も日本人との婚姻数は高く、そして残念ながら離婚数も高く、どちらも上位3位に入っていますので、それだけ日本とは関係の深い国なのだという程度の思いでいました。
でも、日本にいる韓国人の3/4はこの特別永住者という資格なのです。
日本人の配偶者とか、永住者という資格だけを見ると、フィリピンやブラジルよりも少ないのです。
そこでこの「特別永住者」とはなんだろうと調べてみました。
国別の内訳で見ると、韓国、朝鮮が多くて、次いで中国、そしてアメリカ、カナダ、イギリス、フランスと続きます。
私はなんとも言えない現実をここで知る事になりますが、みなさんは何だと思いますか?
引用:入国管理局
もう何年も会っていない私のお友達に、朴(ぱく)君という男の子がいました。
彼は日本人と結婚して、たぶん今も幸せな生活を送っていると思いますが、その彼が以前言っていた言葉が思い出されてきました。
私「朴君は韓国へ帰らないの?」
朴「私はお父さんもお母さんも日本にいます」
私「それじゃあ永住者ってこと?」
朴「いえ、違います。私は特別永住者です」
確かに彼はそう言っていました。
朴「私の家族はみんな日本にいます。韓国にはもう私の家はありません。親戚のおじいさん、おばあさんは韓国にいます。」
私「じゃあどうして日本人にならないの?」
朴「・・・・・」
きっと朴君はとても複雑な気持ちだったのだと思います。
そのとき私は「特別永住者」の意味を知らなかった(涙
特別永住者って日本の在留資格では最高に優遇されているけど、でも・・・
戦時中に日本人になったけど、敗戦とともに国籍を失ってしまった人達とその子孫達、それが「特別永住者」という資格をもつ人達だったんですね。
戦後、日本にいた多くの朝鮮人は、そのまま望んで日本にいるという選択をした人もいれば、帰りたかった人もいるでしょう。
しかし調べたところによると、当時半島側も落ち着いておらず、国籍を失った人達を受け入れなかったのだそうです。
国と国が勝手に戦争を始めて、戦争には勝ち負けがあって、いつも犠牲になるのは国民なんだと、改めて感じました。
「特別永住者」は「永住者」と違い、たとえ犯罪を犯してもその資格を剥奪されることが無い、それは日本という国からすれば精一杯の謝罪や誠意だったのかもしれない。
でも、朴君が日本人と結婚しても、彼はやはり「特別永住者」なのでしょうか?
勿論在留資格としての「特別永住者」とは、本当に特別な資格だと思います。
でもそこに何とも言いがたい朝鮮半島出身者と日本人との違和感、差別感を感じてしまうのは、私だけでしょうか・・・。
知るほどに根深く難しい問題に思えてきました。
2019年3月11日 追記:
この記事を投稿したのが2018年5月7日ですが、「特別永住者」について、私自身が何も知らなくて安易に書いてしまいました。
その後私なりにたくさんの事を学んでいく中で、このブログで書くにはとても複雑で重い内容であったと反省しています。
そのため、私の安易な記事をお読みいただいて、不快に感じられた方もおられるのではないかと思っています。
このブログがキッカケで私自身が調べたり学ぶ事を覚えました。
学ぶ事で、私はさらに日本と日本人が好きになりました。
勿論私はフィリピンも私のふるさとの1つですから、いつも心にあります。
でも、日本という国籍を持たせてもらえている事がとても嬉しいし、とても幸せに感じています。
だからこの項は私にとって、本当は消したい文章になりましたが、このまま残したいと思います。
このブログは国際恋愛ブログ?ですので、気持ちを切り替えてまた頑張りたいと思います。
日本人にとって最も身近な外国人はやっぱり中国・韓国・フィリピン人?
日本人男性との婚姻数ベスト3の国の人、中国、韓国、フィリピンは、やっぱり予想通り永住者と配偶者の数が圧倒的に多いことが、先ほどの表からわかります。
それだけ日本にとっても身近な外国人と言えるのでしょうね。
傾向として面白いと思ったのは、他のアジア諸国の人達は、まだ日本人と結婚している人や永住者よりも、技術的や文化活動系の資格で日本にいる人が多くて、中でも特に温かく感じたのがインド人です。
だって、仕事や技術の関係で日本にいる人が多くて、永住者も約5500人いるのですが、日本人の配偶者等資格の人はわずか395人しかいないのに、家族滞在が7300人もいるんです。
日本にいる外国人で最も家族滞在が多い国はインドでした。
私の勝手な想像かもしれませんが、やっぱり家族はそばにいた方が良いというお国柄なのでしょうか。
統計数字から計算した国際結婚外国人のランキング
先ほどの表からランキングを付けてみました。
日本にいる外国人数ランキング
第1位 中 国 711,486人
第2位 韓 国 452,953人
第3位 フィリピン 251,934人
第4位 ベトナム 232,562人
第5位 ブラジル 185,967人
参考
アメリカ人 54,918人
イギリス人 16,498人
続けていきますよ、このうち永住者や結婚VISAの人、つまり日本に完全に根付いて生活している人の数
日本人の身近な外国人数ランキング
第1位 韓 国 391,331人(うち特別永住者299,488人)
第2位 中 国 318,131人
第3位 フィリピン 206,201人
第4位 ブラジル 183,932人
第5位 ペルー 47,499人
参考
アメリカ人 28,172人
イギリス人 8,470人
そして更に、日本にいるその国の滞在者数のうち、永住者や結婚VISAの人の割合が多い国、つまり・・・
真の日本人に身近な外国人と言えるかもしれない国ランキング
第1位 ペルー 99.2%
第2位 ブラジル 98.9%
第3位 韓 国 86.4%
第4位 フィリピン 81.8%
第5位 タイ 63.5%
参考
アメリカ人 51.3%
イギリス人 51.3%
中 国 44.7%
更に言うと、韓国は特別永住者を含んでいますので、純粋に永住者と結婚VISAだけで計算すると、いきなりランキングからは外れてしまいます。
それぞれ見方はあるかと思いますし、日本にいる絶対人数が多ければ多いほど、上記割合はばらけてしまうので、それを身近と呼んで良いかは疑問ですよね。
でも、ペルーとブラジルは、日本で見かけたら殆どが永住者か日本人の配偶者という事です。
フィリピンもそうですね、見かけたら彼らの在留資格はほぼ「永住」か「結婚」のどちらかという事になります。
永住の中には、日本人と離婚したけれどそのまま日本に滞在しているという人も多いだろうと思います。
でも、その人達にとって理由はいろいろあるでしょうけれど、(最も多い理由は日本で仕事をして稼ぐという事でしょうけど)
日本に根付いて生きている人達の割合が多い国であることに違いは無いのです。
それと、ペルーとブラジルは共に、日本人との国際結婚数では上位10位には入る国です。
婚姻数に対して離婚数の割合は、どちらも40%程度、つまり日本人同士の離婚率と殆ど変わらないのです。
結局国際結婚で日本人と相性の良い国はアメリカとイギリス?
先ほどのランキングには、参考としてアメリカとイギリスを加えました。
それは、共に離婚率が日本人同士の離婚率よりも低い国だからです。
一概に言えませんが、ちょっとこじつけますと(笑)、アメリカ、イギリス、中国、ある意味韓国もそうですが、査証の資格が見事にばらけているのが特徴と言えます。
結婚している人、仕事をしている人、結果として永住を取得した人。
それらが、「身近」という言葉から「パートナー」という言葉に代わる言葉なのかもしれません。
日本と対等に健全な交流をしている国々と言っても良いのではないでしょうか。
そう考えますと、ペルーとブラジルは完全に日本へ帰化してしまいそうな勢いの数字に見えますし、ある意味健全に見えませんか?
日本人と出会い、日本に来て、そのまま日本で暮らしていく、そんな数字ですよね。
違和感を覚えるフィリピン人との国際結婚
でも、フィリピンは・・・
私の中ではかなり違和感を覚える数字となりました。
日本にいる人数、婚姻数、離婚数とその割合、そして査証の種類・・・
どう考えてもこの数年にわたり続いている、婚姻数に対する離婚数の割合・・・約90%をキープし続けています。
なぜ離婚するのに結婚するのでしょうか?
これは私の素朴な疑問です。
男性からすると、そこまでフィリピン女性って魅力ありますか?別れるのに?
ここで過去に私が書いた記事がありますので、そちらも併せて読んで頂けると嬉しいです。
この記事で取り上げた、日本人が結婚したい国ランキングを見て、とても違和感を覚えませんか?
だって、フィリピン人て日本に25万人もいる、在留外国人数ベスト3です!
でも、日本人が結婚したい外国人ランキングベスト12にフィリピン人は入っていません。
これだけ日本に沢山いる外国人なのに、日本人は結婚したい外国人としてフィリピン人を挙げていません。
そのくせ日本人男性が結婚している外国人数ベスト2がフィリピン人なんです。
男女の感情を私がなにか言えるわけではないですけど、これ、何かおかしいと感じるのは私だけでしょうか?
2018年9月追記:
法務省から速報値が公表されて、在日外国人数はベトナム人がフィリピン人を上回りました!
まとめにならない私の話
実は私、Instagramで突然知らないイタリアの男性からメールが届いたんです。
それが3月上旬の事。
英語で話しかけてきたので、私もつたない英語で返信していました。
最初はどうせ詐欺かなんかだろうと思っていたし、彼の写真を見る限りでは、沢山の国へ行っているようでしたし、沢山の美人さんとの写真もアップされていたし、日本に来た写真もあって驚きましたが、あまり気にもせずに会話を続けていました。
その彼が私に会いに日本へ来ると言い出して、私としては別に会うのは良いのですが、どうなるのでしょうね(笑
ずっと明らかに口説かれ続けてきましたが、私も正直言いましてまんざらではありませんでした。
だって嬉しいじゃないですか(笑
でも、私を口説くのは大変だと思います。
まず父を口説かないといけませんし、次に私のおじいちゃん、おばあちゃんを口説かなくちゃいけませんから(笑
次に書くことがこれで2つ出来ました。
日本言い居る朝鮮人は皆自分の意思で日本にやってきて住み着いている言わば不法滞在者の末裔です。
皆朝鮮では食えないから密航船に乗って日本にやってきたのです。
その後50年代には同族同士の殺し合いから逃げて日本にやってきた連中も居ます。
結局本来の話出言えば日本に在住出来る朝鮮人は一匹たりとも存在しません。
強制連呼とかが大嘘なのも当時の朝日新聞にもしっかり書かれています皆密航で居着いているだけです。
コメントありがとうございます。
承認させて頂きましたが、あなたが人間を一匹と表現されている時点で、私はあなたに対して敬意を表する気持ちがありません。
私達20代の知らない事実を教えて頂いているコメントであったにせよ、
当時の方々が作り出してきた間違いであり偏見であり汚点を、私達の世代へ持ち込まないで欲しいと願うばかりです。
目上の方と思わせて頂きますので大変失礼とは存じますが、私はそのように思います。
Sherryさんは、フィリピン人と日本人のハーフとのことですが、あなたは自身をどのように定義されますか?日本人ですか?フィリピン人ですか?
もし日本で生まれたということなら、おそらく日本の国籍をお持ちだと思います。もし日本で生まれたのに、日本国籍を意図して持っていない場合、そこにはご自身の意思がありますよね?つまりはフィリピン人としての価値観・ルーツの方を、日本人としてのものより重視しているということです。
朴くんのような在日2世以降の特別永住者は申請すれば日本国籍は簡単に取得できます。
なのに彼が日本国籍をとらないで特別永住者でいること(それはかなり高い確率で韓国の国籍をもっていることを意味します)は、彼の意思を示しています。それはつまり、彼は韓国の価値観・ルーツを、日本のものより重視しており、自身を日本人とはみなしていないということです。
ここで戦争や過去の日韓関係は関係ないと思います。彼はそれらの被害者ではありません。彼は自分で選択して韓国人として日本にとどまっているのです。
コメントありがとうございます。
私は自分を日本人だと思っていますし、私の国籍は日本です。
昨今の日韓関係の問題については、私自身が何も知らなくて、国が公知している内容で判断してブログへ書きました。
でも、あきらさんがおっしゃるように、私の友人は、あえて日本国籍を取得していないことも、今はわかりました。
私自身が歴史を知らなすぎて?学校で学んだことや一般的に知られている情報などを根拠としても、それが正しいとは限らないことを知ってしまい、正直なところ、ブログの更新が止まってしまいました。
そのくらいこの数ヶ月で私が知った事は衝撃的で、まだ感情をコントロールできていないのが正直な気持ちです。
すみません、上手くコメント出来ないのですが。
ご意見ありがとうございました。