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日本で国際結婚している人ってどのくらいいると思いますか?
平成28年の国際結婚者数と割合
日本で平成28年に結婚したカップルは620,531組あります。
このうち、日本人同士のカップルが599,351組、一方が外国人と言うカップルは、21,180組あります。
日本で国際結婚者は結婚全体の3.4%なんですね。
最も国際結婚の多かったのは平成17年で、714,265組のカップルが誕生したのに対して、国際結婚が41,481組だったようですから、この時の割合で5.8%。
それまで国際結婚者は増え続けてきたのですが、平成17年をピークに減少して、平成26年以降は大体2万組、結婚したカップル全体の3~4%程度というのが、日本における国際結婚の割合なんですね。
これだけ国際化と言われながらも、実は国際結婚自体は減っていたなんて驚きました。
厚生労働省のHPに統計データが公表されています。
国際結婚した男女の数
これによると、国際結婚した男女についても面白い数字が読み取れます。
平成28年度で国際結婚した男性は14,851人、それに対して女性は6,329人、つまり国際結婚は男性の方が女性の2倍以上多いという事です。
これも正直意外でした。
私は女性の方が国際結婚する人が多いと思っていましたが、実態は男性の方が圧倒的に多いようですね!
厚生労働省の一覧表によると、この30年以上常に男性の方が国際結婚は多いという事がわかります。
日本人が国際結婚した男女別国別ランキング
この表からは、男女別、国別の数字もまとめられていますので、国際結婚者の割合でまとめてみました。
男性が結婚した女性の相手国
平成28年
1位 中国 37%
2位 フィリピン 23%
3位 韓国・朝鮮 14%
4位 タイ 6.5%
5位 アメリカ 1.7%
6位 ブラジル 1.5%
その他の国 17%
女性が結婚した男性の相手国
平成28年
1位 韓国・朝鮮 26%
2位 アメリカ 17%
3位 中国 13%
4位 ブラジル 5.0%
5位 イギリス 3.9%
6位 フィリピン 2.4%
その他の国 34%
それ以外の国では、男女ともにペルーが7位に入っています。
このランキングからだと、男女共に、韓国、中国、アメリカ、フィリピン、ブラジルは、日本における国際結婚相手として一定割合があると言えそうです。
特に最も近い韓国、中国が、日本人の結婚相手としては、男女とも多い国なんですね。
傾向としては、男性の場合、同じアジア圏の女性との結婚率がとても高いことがわかります。
フィリピンは20年ほど前は1位でしたが、以降中国が1位となっています。
女性の場合は、韓国・朝鮮が30年以上前から常に1位で、アメリカが常に2位であることもわかります。
国際結婚の男女別国別初婚割合
日本人の男女に対して相手国の異性が初婚かどうかを調べたデータもあります。
意図するところが私にはよくわかりませんが・・(汗
日本人男性に対して相手国の初婚女性割合
日本人女性に対して相手国の初婚男性割合
日本人女性に対して相手国の男性は初婚が多いようで、最低でも70%以上は初婚者となっています。
ところが、日本人男性に対して相手国の女性の初婚率は、アジア圏女性が40%~60%、アメリカ、イギリス等は80%以上という割合になっています。
日本人男性はバツイチ外国人女性が好きなのでしょうか?
ただ、現実的な見方をすれば、アジア圏の女性達は日本人男性に対して、日本と言う国の安全に対する評価や、経済的な支援を求める傾向もあることから、一度結婚に失敗して子供を抱えている等の理由で、ある程度経済的にも余裕のある日本人男性を選んでいるであろうことは、別のデータから予想することが出来ます。
国際結婚の男女別国別年齢差
それが次の国際結婚における年齢差の一覧表になります。
これを見ると、日本人男性と結婚する外国人女性のうち、中国、フィリピン、タイ、ペルーは、年齢差の平均が10歳以上であることがわかります。
それに対して日本人女性と結婚する外国人はどの国であっても、年齢差があまりない事もわかります。
国際結婚の離婚率ってどのくらいだと思いますか?
平成28年の国際結婚の離婚者数と割合
国際結婚は離婚率が高いと言われますが、実際にどのくらいか調べてみました。
平成28年の厚生労働省が公表したデータです。
離婚したカップルは全体で216,798組あって、日本人同士のカップルでは203,853組、一方が外国人のカップルでは12,945組でした。
単純には言えないのですが、結婚したカップル数と離婚したカップル数の割合を計算すれば、大体の傾向は見えてきますので、そこから離婚率を計算してみました。
日本人同士の離婚率 34%
国際結婚の離婚率 61%
日本人同士の倍以上の離婚率になります。
更にこれを男女別で計算してみます。
日本人男性と外国人女性の離婚数 9,782組
離婚率 66%
日本人女性と外国人男性の離婚数 3,163組
離婚率 50%
日本人同士の離婚率に比べると、圧倒的に国際結婚の離婚率は高いことがわかります。
特にその傾向は男性に言えそうですね。
国際結婚で離婚した男女別国別ランキング
平成28年の男女別国別離婚率ランキングを計算してみました。
男性
1位 フィリピン 89%
2位 中国 65%
2位 韓国・朝鮮 65%
3位 タイ 54%
4位 ブラジル 41%
5位 アメリカ 24%
女性
1位 フィリピン 95%
2位 中国 60%
3位 韓国・朝鮮 46%
4位 アメリカ 36%
5位 ブラジル 34%
6位 イギリス 32%
この結果から、圧倒的に離婚率の高い国はフィリピンなんですね。
私自身がハーフフィリピンで両親の離婚経験者ですから、何とも言えない気持ちになりますが、この数字を見る限り、フレンドリーな性格のフィリピン人ですが、いざ結婚という視点で考えたときには、一歩待って冷静に考える余裕をもつ必要がありそうだと言えそうです。
そして、日本人が国際結婚をするならば、アメリカ人、ブラジル人、イギリス人あたりは相性が良さそうと言えそうです。
勿論これは批判をしているわけではありませんので、あくまでも数字に基づいてという意味ですので、批判的なコメントはしないでくださいね(泣
ちなみに、ペルー人と結婚をした日本人の離婚率は、日本人男性で45%、日本人女性で49%、という結果でした。
計算式などの根拠はこちらの記事↓↓↓でまとめてあります。併せてお読みください^^
法務省から2018年の最新速報値が公表されていますので、こちらの記事でまとめてあります。
平成28年度で国際結婚した男性は14,851人、それに対して女性は6,329人、つまり国際結婚は男性の方が女性の2倍以上多いという事です。
これも正直意外でした。
私は女性の方が国際結婚する人が多いと思っていましたが、実態は男性の方が圧倒的に多いようですね!
、、、とありますが、日本人男性-外国人女性(中国・フィリピン)と日本人女性-外国男性(アメリカ・イギリス)はその逆の組み合わせよりはるかに多い(1ケタも違う)ので一般的なイメージと合致しております。
ただ日本人男性-外国人女性(中国・フィリピン)の婚姻の絶対数が多いので、まあそういうことなんでしょうね。
メディアが非アジア人との国際結婚ばかりに注目することがブログ主の意外性にむずびつくのでしょうね
はい、私はこの記事書かせて頂いて、自分で知らなかったことだらけでしたので、私自身が驚きました。おはずかしい>< 現実的に中国人女性、フィリピン人女性の数はとても多くて、だから婚姻数でも全てにおいて数字で表すと目立ちます。 この記事を書いたころに私、親しい方から、お前の母ちゃんは日本人をたくさん騙してきたんだろうなって言われて、かなり落ち込んでたんです。それが国際結婚の事実を知りたくなったきっかけでした。 読んでくださって本当にありがとうございました^^ もし私の記事で間違いとかありましたら何でもご指摘ください^^
私は日本で見かけるフィリピン女性がペラペラに日本語を使いこなしてるのを見て「日本人もあれくらい英語を使いこなせないものか…」と尊敬します。日本でハーフでいるということは容姿が目立つので苦労すると思いますが、やっぱりハーフだとハーフなりの公平な視点で文化比較をしてくれるので新しく気づくことが多くて良いですね。統計の計算もしっかり解説つきで素晴らしいです
それにしても初婚のデータが調査・公開されてるとは知りませんでした。確かに男性の場合パートナーというよりは経済力を求められており保険契約みたいでなんだかえぐいですね笑
コメントありがとうございます。私は英語よりタガログ語の方がわかります。どうしてもフィリピンの方々と付き合いが無いわけではありませんので、結局そうなっちゃいました。
私がハーフだと言うだけで、皆さんとても可愛がってくれます。
初婚データは私も驚きました。こんな事まで公表されているのですね!
褒めて頂けるのはめちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます。
日本の女性の国際結婚率はむしろ低いんですよね、
前、本当かは知りませんけど
アメリカの男性から日本の女性は自分たちが世界で一番もてるとおもっててうざいって
チャットをうけとったみたいな相談がありました
国際結婚、ぜんぜんOKですけど、日本の女性ならもてる、みたいなノリでいくのはちょっと気持ち悪いですよね
もてたいから努力するならともかく、もてる、もてて当たり前って
日本女性にもてて当たり前とかいってる一部の白人男性みだいですし