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ペルー人の陽気で激しいラテンの血にご用心
先日、世界の色々な国を旅しているお友達が、ペルーの友人を紹介するからと言って、私に連絡がありました。
ペルーと言えば、「ナスカの地上絵」とか「マチュピチュ」をイメージする方も多いと思いますし、
フジモリ大統領をイメージされる方もいるのではないでしょうか。
ちょうど2017年クリスマスのニュースで、禁固刑25年のフジモリ氏の恩赦が決まったというニュースが報道されたばかりでしたね。
この話題については、沢山のニュースが報道されていますので、そちらをご覧になられてください。
私が特に気になったのは、やはり南米大陸に流れるラテンの血が繰り広げる恋愛事情でした。
私は学生のころに、母親がコロンビア人というハーフの男の子と、少しだけ純情なお付き合いをしたことがあったんです。
彼の家に行くと、堀の深い黒髪の、体形はダイナミックでお尻の大きな、見るからにラテン系女性の美人がキッチンで踊りながら料理をしていて、それが彼の母親だと知ったときには、もう何年も会っていない私の母親を思い出して、とても親近感を持ったのを覚えています。
ペルーはコロンビアの南に隣接していて、観光名所も多いことから、日本人にも馴染みのある国の1つだと思っていますが、日本で聞くニュースとしては、犯罪や治安の問題についてのものが多く、今まで私には縁がありませんでした。
だから少しドキドキしながら彼らを待ちました。
「ハグ&キス」の習慣を知らないと騙される?
お友達の貴信(仮名)が連れて来たのは、ダニエル(仮名)という、予想したよりは日本人的な顔立ちの爽やかなイケメン男性でした。
私はもっと強烈に濃い男性を想像していたのですが(笑
そして会うなり予想はしていたけれど、お決まりのハグ・・・
え?
とキス!!!
勿論、右のほっぺにですけど、
初対面でハグ&キス?
そうなんです。
ラテンアメリカの国々って、イタリア、フランス、スペインの影響が混ざった文化で、話す言語はスペイン語、英語ではありませんよ。
そして宗教は殆どキリスト教なんですね。
だからハグは予想していましたが、初対面でキスまではちょっと驚きました。
だから早速、挨拶の事を訊ねてみました。
同じペルーでも、地域によって多少違いはあるのだそうですが、ペルーの挨拶は「ハグ&キス」だそうで、それは家族でも友人でも仕事でも一緒だそうです。
驚いたのは、フォーマルな場面でも同じなのだそうです。
但し、この「ハグ&キス」にはルール(らしきもの)があって、男同士の場合には、握手のみが一般的で、ハグは家族のみなのだそうです。
なんだか紛らわしいですね(笑
それから、女性に対してキスまでするのも、地域差があるようで、全てのペルー人がキスまでするわけではないそうです。
そこで私も少しラテンのノリを勉強する事に。→なんでだ~~~(笑
「やってみて」と言われて、ダニエルとハグ、そして右のほっぺに軽くキス。
男2人でなにやらガッツポーズをしているではありませんか!
そうなんです、私本当にキスしちゃったんですけど、
ハグ&キスのキスって、「ちゅ」って音を出すだけなのだそうです。。
それってキスじゃないでしょ(苦笑
まんまとしてやられました・・・。
ペルー人の特徴の1つはその陽気な性格?
でも、ダニエルは私に本当にキスしてきたけど、そでは何故でしょうか?
もしかして、初対面で私に一目惚れしちゃったの?(自惚れ
男性から女性へ挨拶するときには、本当にキスをするペルー人男性もいて、その違いは出身地などの地域性なのだそうで、明確に決まりがあるわけではないとの事。
だから、この「ハグ&キス」は、あくまでも挨拶なんだそうです。
日本人の女性だと、この情熱的なハグとキスで、つい誤解してしまいそうですが、彼らにとっては挨拶以外の何者でもありませんので、気をつけなければなりませんね。
なんともフレンドリーな人柄のダニエルに、すっかり初対面から打ち解けてしまった私。
これはラテンの血が語る熱い恋愛に乞うご期待ください(笑
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