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日本からすれば地球の裏側にあるラテンアメリカ
私が友人を通じて知り合った、ペルー人のダニエル(仮名)。
正直な気持ちは、今まで北米のアメリカ合衆国、カナダは、友人がいたこともあり、身近に感じていましたが、中南米の国々については、あまり接点もなかったので、知りませんでした。
今回ご縁があり、ペルー人と知り合うことが出来ましたので、ペルーを調べるうちに、ラテンアメリカと呼ばれる地域に対して、とても興味が湧いてきました。
これはとても大事なことですが、相手を知るには直接接してみるのが何よりも近道です(笑
ペルーは中南米大陸33カ国の中の1国で、南米大陸の西に位置しています。
日本で見る世界地図では、右側にアメリカ大陸があって、ヨーロッパ諸国よりも、むしろ日本に近いのではないかという感覚に陥ったことってないですか?
実際、日本にとって、世界で最も遠い国はブラジルで、その隣がペルー、つまり日本にとっては地球の裏側にある国々が南米大陸という事になります。
日本から見てペルーは地球の反対側にあります
メキシコを含む中南米大陸を総称してラテンアメリカと呼んでいますが、この定義については、これを参照されてください。
ラテンアメリカ(西: Latinoamerica, America Latina, 葡: Latinoamerica, America Latina, 英: Latin America, 仏: Amerique latine)は、アングロアメリカに対する概念で、アメリカ大陸の北半球中緯度から南半球にかけて存在する独立国及び非独立地域を指す総称である[1]。
ここでの「ラテン」という接頭語は「イベリア(系)の」という意味であり、これらの地を支配していた旧宗主国が、ほぼスペインとポルトガルであったことに由来している。 多くの地域がスペイン語、ポルトガル語、フランス語などのラテン系言語を公用語として用いており、社会文化もそれに沿ったものであったことから名付けられた。
出展:wikipedia
ラテンアメリカと呼ばれるようになった訳
どうしてラテンアメリカと呼ばれるようになったのか、その名の意味は諸説あるようですが、当時中南米大陸の殆どを、スペイン、フランス、イギリス、ポルトガルが支配していて、北米のアメリカ合衆国がメキシコへ侵略をした頃、これに対抗する為に中南米大陸の国家郡を総称して、「ラサ・ラティノアメリカーナ」、「アメリカ・ラティーナ・サホーナ・エ・インディヘナ」といった呼び方をするようになり、これが変化して「ラテンアメリカ」と呼ばれるようになったのではないかと言われています。
ヒスパニックとラティーノの違いとラテンアメリカの言語・宗教
何でこんな先生みたいな説明をしているのかと言うと、それには理由があります。
ラテンアメリカとは、旧ヨーロッパの国々が植民地化していた国家郡を示す言葉であり、ここに現存している33カ国を支配していたのは、スペイン、イギリスが殆どで、それ以外にフランス、オランダ、ポルトガルが1カ国づつ支配していました。
だから、言語はスペイン語か英語、そして宗教はキリスト教が殆どなんですね。
だから当然人種といえば、スペインやイギリスを祖先とする人達が多いのも頷けます。
う~ん、ヨーロッパの国々が常に世界をリードしてきた歴史が見えますね。
その中でも、アメリカに住み、先祖がスペイン語圏のラテンアメリカ出身である人達の事をヒスパニック(英語: Hispanic)と言い、スペイン語圏に限らずラテンアメリカ出身のアメリカンを、ラティーノ(Latino / Latina)と言うのだそうです。
余談ですが、アメリカ合衆国に住むヒスパニックは黒人よりも多くて、アメリカ最大のマイノリティなのだそうですよ。
世界の人口で最も多いのは、今のところ中国、でも間もなくインドがそれを上回ります。
でも、実質ではスペイン、イギリスを根っことした人種が世界で最も多いのではないかと思えてきました(笑
スペインといえば、ヨーロッパの西に位置する国で、闘牛のイメージ沸きますよね。
ラテンの根っこはこのスペインなんですね!
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