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ペルー人の母国語はスペイン語
友人の貴信から紹介されたペルー人のダニエル。
あまり顔の濃くない爽やかなイケメンです。
ただ、彼は殆ど日本語を理解しておらず、貴信との会話は殆どが英語。
たまにスペイン語の単語を入り交えての会話をしていました。
私もそんな会話を聞きながら、ダニエルへ話しかけるときには、たどたどしい英語で(苦笑)を使い、貴信が補足をするという会話になりました。
ダニエルはペルーで生まれペルーで育った生粋のペルー人ですが、一時期アメリカへ留学していて、英語はその時に覚えたそうです。そして、その延長でアメリカ人を主な顧客に持つ観光関係の仕事をしているそうです。
日本人にとって海外へ行くときに考えてしまうのは「英語」ではないでしょうか?
でもペルーの母国語はスペイン語ですから、彼らにとっての英語は、日本人にとっての英語と大差ありません。
それが、留学という経験を通して英語を学び、今の自分の生活の糧に役立てているのですから、とても好感を持ちました。
私は母がフィリピン人という、公用語の1つが英語の国の人なのに、自分の英語力のなさに少し恥ずかしさを覚えました。
国は違っても友情は芽生えるもの
私の友人である貴信とダニエルは、仕事の関係で知り合い、意気投合して今回の初来日になったのだとか・・。
いいですよね、そう言う国際的な友人関係って。
ここで貴信についても少し説明しなければなりませんね。
この貴信という男性、私より5歳年上で元職場の同僚という関係でして、元々国際的な仕事をしたいという事で、外資系企業の会社へ中途で就職してきた男です。
二人ともその職場は辞めてしまっていますが、今でもたまに会っては食事をし、お互いの近況を話しながら情報交換しています。
私との関係については、彼の元妻(汗)が私の友人だったので、それで知り合って以来の友人となりました。
人との繋がりってわからないものですね(笑
ペルーの人懐っこいイケメン男性に真顔で口説かれてみた
ペルーの日常的な話や、仕事の話などをしながら食事も終え、私達3人は近くのバーで飲み直すことにしました。
ダニエルと話していて、彼自身が女性を口説くときには、とても情熱的であることがわかりましたし、家族を大事にしていることもわかりました。
貴信がダニエルに、女性の口説き方を知りたいからと、私に本気で愛の告白をしてみてと強請りました。
私達は多少酔いが回ってきていた事もあり、そのノリで彼は引き受けました。
ダニエルは貴信に「本気でだね?」と聞くと、あたりを見回してから、イスに座る私に、少し目を閉じているように指示をしました。
しばらくして、彼が目を開けて良いと言いましたので、私はそっと少しドキドキしながら目を開きました。
すると目の前に立っていた彼は、周りを気にすることもなく、
そっと片膝をつき、
これでもかというくらいの真顔で、
左手でそっと私の手を取り、真剣な眼差しで私を見つめて、
愛の言葉を言いました。
大体こんな感じ。
「初めて会った時から、君は僕の運命の人だと感じていた」
「こんな気持ちになったのは初めてだ」
そして右手に隠していた、バーに飾ってあった一輪の花を差し出してから、
「この花の美しさも、君の美しさには敵わない」
「どうか僕の気持ちを受け取って欲しい」
この強烈な愛の言葉を、片膝ついて真顔で言われて、私の胸の動悸が激しくなったのは言うまでもありません(笑)
きっと私の顔は、湯気が出るほど真っ赤になっていたに違いありません。
ここ東京なんですけど(苦笑
情熱的に口説かれてみて
そして、私がその花を受け取ると、それを見ていた周りのお客さん達から歓声と拍手が起こったというオチもついています。
最近では日本人男性も、女性に対するエスコートが上手な方がおられるようですが、何の飾りもなく、素直に女性をプリンセスにしてくれる彼らの愛情表現は、やはり女性には嬉しいものです。
この後、また何事もなかったように3人で楽しい時間を過ごしましたが、
もしダニエルが「あれは本気でした」と私に呟いてきていたら・・・
あのまま私へのアプローチを続けていたら・・・
私、ヤバかったかもしれません(笑)
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